鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。

常設展示コーナー
2021年度 第2期「青の効用」
2021年7月1日(木) ~ 9月26日(日) 9:00~17:30

令和3年度の第2期は「青の効用」と題して作品を展覧します。

《冨嶽三十六景》に「ベロ藍」を用いた葛飾北斎や「青の時代」を描いたピカソなど、古今東西様々な画家が「青」に特別な思いを抱き、作品を描いたことが知られています。

絵画表現において「青」は、海や川などの水辺や、空の固有色として一般的に広く用いられ、また、雪には白に近い青、夜空や闇には黒に近い青がよく使われます。これらは対象の実際の色彩や、画家が意図する印象に近づけるために、様々な色味や鮮やかさ、明るさによって表現されます。

「青」は「寒色」として知られており、寒さや冷たさを感じさせるように作用します。また、「後退色」として遠くにあるように見せたり、「収縮色」であるため小さく見せたり、「鎮静色」として気持ちを落ち着かせる作用もあります。

さらに、文化や歴史的背景に基づいて培われた特別な印象もあり、時代や地域によって青は「誠実さ」や「平和」、「神秘性」、「男性性」などと結びつく色として認識されています。

今回は、6人の画家による9点の作品を展示します。それぞれの絵で青は何を表し、どんな効果をもたらしているのかに注目しながらご鑑賞いただければ幸いです。また、今回は特別展示として、ベルナール・カトランの《花》を展示いたします。併せてご鑑賞ください。

2021年度 第2期 「青の効用」
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
伊藤 喜久井《暮れる》制作年不詳紙本着色145.5×112.1 cm
今井 繁三郎《冬木立》昭和55年頃キャンバスに油彩72.7×90.9 cm
今井 繁三郎《ばら花》昭和61年頃キャンバスに油彩41.3×32.0 cm
遠藤 桑珠《湖上の雲》制作年不詳紙本着色74.6×101.7 cm
齋藤 求《日本海(飛島)》昭和42(1967)年キャンバスに油彩60.6×72.7 cm
齋藤 求《少女(B)又は(T子嬢)》昭和46(1971)年キャンバスに油彩145.5×112.0 cm
坂梨 心澄《COMPOSITION 1》昭和63(1988)年キャンバスに油彩162.1×112.1 cm
三井 永一《芽》昭和49(1974)年リトグラフ、紙24.5×33.5 cm
三井 永一《DUO 森》平成17(2005)年リトグラフ・手彩色・紙30.0×52.0 cm
カトラン,ベルナール【特別展示】《花》昭和52(1977)年キャンバスに油彩98.5×48.0 cm
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30
観覧料 無料
会期 第1期 4月 3日(土) ~ 6月27日(日)
第2期 7月 1日(木) ~ 9月26日(日)
第3期9月30日(木) ~ 12月26日(日)
第4期2022年 1月 6日(木) ~ 3月27日(日)
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