鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。

常設展示コーナー
2025年度 第2期 「物語る絵」
2025年7月5日(土) ~ 9月28日(日)

2025年度の第2期は「物語る絵」と題して郷土ゆかりの作品を選定し、紹介いたします。

絵画は物や事象を表した視覚芸術です。そこには形態や色彩、空間、時間などさまざまなことが表現されており、絵を見る人は描かれたものが何であるのかを読みとり、どのような絵画であるのかを考え、認識します。
そのような絵画を認識する過程では、時に複数の描かれた事物との相互的な関係性や状況によって新たな意味が付与されることもあります。絵画はさまざまなことを私たちに語りかけているとも言えます。

今回は齋藤求、伊藤喜久井、白幡進らの絵画9点を紹介します。改めて、絵が物語るものをつまびらかに読み解いて見てみましょう。

2025年度 第2期 「物語る絵」
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
伊藤 喜久井《[夏の娘たち]》制作年不詳紙本着色100.0×80.3 cm
伊藤 喜久井《暮れる》制作年不詳紙本着色145.5×112.1 cm
尾形 美和《序曲》平成2(1990)年キャンバスに油彩162.0×162.0 cm
齋藤 求《教室(B)》昭和39(1964)年キャンバスに油彩112.0×145.5 cm
齋藤 求《アダムとイブ》昭和57(1982)年キャンバスに油彩162.0×130.3 cm
白幡 進《大地の信仰I》平成17(2005)年キャンバスに油彩162.0×130.5 cm
土井 美淑《商いへ出かけるアバ達》平成5(1993)年キャンバスに油彩161.8×194.8 cm
奈良村 正史《早春湖畔》昭和27(1952)年キャンバスに油彩37.0×44.0 cm
山田 修市《夏の池(緑)》平成23(2011)年キャンバスにアクリル、油彩213.5×274.4 cm
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30 (主催展開催時は主催展に準じる)
観覧料 無料
会期 第1期      4月 5日(土) ~ 6月29日(日)
第2期      7月 5日(土) ~ 9月28日(日)
第3期     10月 4日(土) ~ 12月28日(日)
第4期2026年 1月10日(土) ~ 3月29日(日)
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