鶴岡市所蔵作品 常設展示コーナー

鶴岡アートフォーラムでは、ギャラリー1階の一角に「常設展示コーナー」を設置しています。

鶴岡市には1200点以上の美術作品が所蔵されており、市役所や学校などの公共施設に展示・保管されています。
それらの作品を鑑賞していただくため、常設展示コーナーでは年4回に分けてさまざまな作品を紹介しています。

お気軽にお立ち寄りください。

常設展示コーナー
2023年度 第3期 「文学と絵画」
2023年9月30日(土) ~ 12月24日(日)

令和5年度第3期では「文学と絵画」と題し、文学作品に関する作品を紹介します。文学作品では、表紙や挿絵として絵が用いられ読者にイメージを具現化して伝えます。

今回は、横光利一作品の装丁画である佐野繁次郎《機械》や《アトリエ》など、実際に文学作品に用いられた作品の原画を展示いたします。

他にも文学と絵画における様々なケースの交わりを、絵画作品を通して紹介していきます。

出品作品は、坂梨心澄《詩に乗って》、佐野繁次郎《機械》《アトリエ》、白幡進《山麓》など6人の画家による6点の絵画と、市原円潭と芳賀剛太郎による屏風六曲一双を展示いたします

2023年度 第3期 「文学と絵画」
作家名作品名制作年素材・技法寸法(h.×w.)
市原 円潭《赤壁賦図》明治18(1885)年紙本墨画、金箔173.4×350.2×1.6 cm
坂梨 心澄《詩に乗って》昭和62(1987)年キャンバスに油彩162.1×112.1 cm
佐野 繁次郎《アトリエ》昭和14(1939)年キャンバスに油彩81.4×100.2 cm
佐野 繁次郎《機械》昭和6(1931)年キャンバスに油彩45.5×53.0 cm
白幡 進《山麓》平成29(2017)年頃キャンバスに油彩117.5×91.5 cm
髙山 辰雄《『聊斎志異』「公孫九娘」》制作年不詳紙にパステル23.6×26.7 cm(イメージ寸法)
長倉 祐好《森敦著『月山』鳥海山(死の山)》昭和51(1976)年頃紙にパステル45.1×59.0 cm
芳賀 剛太郎《前赤壁賦》大正8(1919)年紙に墨173.6×350.2×1.6 cm
横光 利一《旅愁 第一篇》書籍
常設展示コーナー館内図
展示場所 1階ギャラリー内 常設展示コーナー
開場時間 9:00~17:30 (主催展開催時は主催展に準じる)
観覧料 無料
会期 第1期 4月 1日(土) ~ 6月25日(日)
第2期 7月 1日(土) ~ 9月24日(日)
第3期9月30日(土) ~ 12月24日(日)
第4期2024年 1月 6日(土) ~ 3月31日(日)
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