特別展覧会
岸田劉生展 ―写実から写意へ―

開催要項
会期2020年 4月18日(土)~5月31日(日)
延期後の会期:2020年6月2日(火)~6月28日(日)
※招待券は以前の会期のままでご利用いただけます。
休館日月曜日[ただし5月4日、5月25日は開館]
開場時間9:00~17:30/毎週金・土曜日:9:00~18:30
※入場は閉場の30分前まで
観覧料一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
内容

 日本近代を代表する画家のひとりである岸田劉生は、白馬会絵画研究所で黒田清輝に指導を受けました。また、美術文芸雑誌『白樺』でポスト印象派の作品と出会い、セザンヌやゴッホらの影響を受けた作品を描きました。やがて、対象の内面に潜む美を追求するようになり、北方ルネサンスの画家アルブレヒト・デューラーやヤン・ファン・エイクらの作品を規範として、娘の麗子や照子を描いた魅惑的な肖像画を生み出します。一方で晩年の岸田劉生は、独自の道を極めんと邁進し、西洋美術の影響を乗り越えるかのように、日本画や木版、装丁画などの制作にも励むようになりました。

 本展では、没後90年経った岸田劉生の画業を改めて振り返り、西洋美術の受容とその超克の在り方を検証し、写実から写意の表現へと至る変遷を、風景画や静物画、肖像画、日本画、装丁画など、笠間日動美術館のコレクションを中心に約160点の作品を通して展観します。

関連企画
  1. 開幕記念トーク ←中止します
  2. 内容ゲストを迎えて展覧会をご案内いたします。
    日時4月18日(土)
    14:00~ 1時間半程度
    ゲスト長谷川徳七 氏(日動美術財団理事長)
    申込不要、ギャラリーへ直接お越しください(要観覧券)
  3. ギャラリー・トーク ←中止します
  4. 内容当館学芸員が会場を案内し、作品解説を行います。
    日時4月26日(日)/5月17日(日)
    14:00~ 1時間程度
    申込不要、ギャラリーへ直接お越しください(要観覧券)
  5. 講演会「岸田劉生の油彩画と装丁」 ←中止します
  6. 日時5月10日(日)
    14:00~ 1時間半程度
    講師農澤美穂子 氏(公益財団法人ひろしま美術館学芸員)
    会場2階大会議室(50席程度)
    申込不要、無料。会場へ直接お越しください
主催鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会
協力公益財団法人 ひろしま美術館
特別協力公益財団法人 日動美術財団 笠間日動美術館
後援山形県、朝日新聞山形総局、河北新報社、荘内日報社、毎日新聞山形支局、山形新聞・山形放送、読売新聞山形支局、NHK山形放送局、さくらんぼテレビ、テレビユー山形、山形テレビ、エフエム山形