食文化推進・特別展覧会
魯山人の宇宙 魂を[えぐ]る美が欲しい

開催要項
会期2016(平成28)年 4月23日(土) ~ 5月29日(日)
休館日月曜休館[ただし5月2日は開館]
開場時間9:00~17:30/毎週金・土曜日:9:00~18:30 ※入場は閉場の30分前まで
観覧料一般500(400)円/高大生300(240)円/中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金
関連企画
  1. 開幕記念トーク 「庄内の食と器」
  2. 日時4月23日(土) 15:00~16:00
    ゲスト 長南光(農家レストラン知憩軒店主)
    中村秀和(陶芸家)
    申込不要、会場へ直接お越しください。(要観覧券)
  3. 学芸員によるギャラリー・トーク
  4. 日時4月30日(土)/5月14日(土) 14:00~15:00
    申込不要、会場へ直接お越しください。(要観覧券)
内容

鶴岡の食文化を推進する事業として特別展覧会「魯山人の宇宙――魂を[えぐ]る美が欲しい――」を開催します。

美食家として知られる北大路魯山人(1883-1959)は、若くして諸芸術への才能を開花させ、自ら書や篆刳、絵画などの道を究めました。 芸術に対するその鑑識と情熱から、古美術店を経営し、同時に料理の腕も磨いて、1921(大正10)年に「美食倶楽部」を発足させます。

食にも美を求めた北大路魯山人は、料理を盛るための器にもこだわり、1926(大正15)年、北鎌倉に星岡窯[せいこうよう]をつくり、様々な技法による陶磁器の制作に没頭しました。 美と用を備えた北大路魯山人の陶磁器は、その後、親交があったシドニー・カドーゾによってアメリカで紹介され、海外でも収集されるようになりました。

本展では、そのシドニー・カドーゾの旧蔵品を中心としたカワシマ・コレクションと、かねてより笠間日動美術館が収集してきたコレクションを合わせて、約80作品の陶磁器を展覧します。 また、北大路魯山人が自ら設計した茶室「夢境庵」を再現したインスタレーションや絵画とともに作家自身の言葉も紹介し、北大路魯山人が探究した美的世界観を追想します。

主催鶴岡アートフォーラム/鶴岡市教育委員会
協力公益財団法人 日動美術財団
後援山形県/朝日新聞山形総局/河北新報社/荘内日報社/毎日新聞山形支局/山形新聞・山形放送/読売新聞東京本社山形支局/NHK山形放送局/さくらんぼテレビ/テレビユー山形/山形テレビ/エフエム山形