施設表彰

鶴岡アートフォーラムが受賞した内容を掲載します。
第12回 公共建築賞(優秀賞)
社団法人 公共建築協会
応募123点(全国)
優秀賞 受賞31点
(北海道地区3点、東北地区3点、関東地区6点、北陸地区3点、中部地区3点、近畿地区4点、中国地区3点、四国地区3点、九州沖縄地区3点)

公共建築賞とは、優れた公共建築を表彰することにより、公共建築の総合的水準の向上に寄与することを目的とし、ひろく公共建築のあるべき姿についての意識を啓発し、より優れた公共建築を生み出すことに役立たせようとするものです。 数ある建築賞のなかで、特徴として公共建築を対象としていることのほかに、評価の基準として、設計施工が優れているということのみでなく、地域社会への貢献や施設の管理保全といった視点からも評価を行うこととしており、 そのため竣工後3年以上経過したものを対象としています。

昭和63年より建設省(現:国土交通省)及び全国知事会等のご後援を得て、一年おきに開催しています。

第47回 BCS賞(建築業協会賞)
「第47回BCS賞(建築業協会賞)」受賞作品決まる―「鶴岡アートフォーラム」ほか16件―

社団法人 建築業協会(BCS/会長:野村哲也 清水建設社長)は本日(7月20日)、「第47回BCS賞(建築業協会賞)」受賞作品を別紙のとおり決定しました。
今回は、全国各地からの応募作品85件のなかから、「第47回建築業協会賞選考委員会」の厳正な審査の結果、次の17件(うち 特別賞2件)の作品が選ばれました。
市民とともに手間を惜しまず事業企画から計画・設計に長い時間をかけて丁寧につくりあげ、周辺の環境と対峙しつつもほど良い調和を見せている「鶴岡アートフォーラム」のほか、

  • 間口が狭く奥行きの深い敷地に、主ホールの舞台と客席の配置を逆転させるアイデアによって基本計画の課題を成立させた「まつもと市民芸術館」
  • 今後のキャンパスづくりの起点となるべく、さまざまな出会いや対話を誘発するスペースを軸に、開放的で自由度の高い空間を実現した「慶應義塾大学南館(三田)」
  • 建築主が集めた世界中の絵本を子どもたちが手に取り、自由に好きな場所で楽しみながら読むことができるなど“絵本を通じて子供の想像力を育てる”という理念がそのまま空間化されている「絵本美術館」
など、美術館、劇場、学校、複合商業施設、事務所等の多彩な用途の作品が選ばれています。

いずれも、デザインや機能が優れていることはもちろん、周辺環境や街並みへの配慮、地域との融合、新しい試みへのチャレンジなどの点で、BCS賞の趣旨に沿った素晴らしい建築作品です。

特別賞には、わが国の伝統的な建築技術の粋を集めた「京都迎賓館」、複数の建築家のコラボレーションにより、個性的でありながらもまとまりのある住宅群を実現したことが評価された「東雲キャナルコート中央ゾーン」の2件の作品が選ばれております。
受賞作品については、和・英文併記の「第47回建築業協会賞作品集」を編纂し、国内はもとより国連加盟各国にも配布し、わが国の代表的建築作品として広く紹介することとしております。

平成17年 照明普及賞 (優秀施設賞)
東北地区 応募26件、受賞9件。

社団法人 照明学会 普及部は、毎年、その年に竣工した優秀な照明施設を「照明普及賞優秀施設賞(1957年・昭和32年創設)」として表彰しています。

第26回 東北建築賞 (作品賞)
日本建築学会東北支部 選考委員会。
一般建築物部門 応募29件、受賞2件。

講評~

「本作品において水準の高い安定した設計スキルが駆使されていることは多くの選考委員が一致するところであった。内外の空間の造詣は巧みであり、またその密度も高い。この建築自体が優れたアートというべきであり、外周のほとんどがガラスで囲まれた幾何学立体は極めて現代的なシーンを創出している。アートを楽しみ、創造し、発表する場を市民に提供することに成功しているといえるだろう。

だが寒冷地における建築としてガラスの用いられ方に疑問も呈された。また西面の冷房負荷についても懸念が残った。しかし一方で、ここにおけるガラスの使用法は周囲に広がる歴史的環境を阻害することなく佇む景観上の効果、そして周囲と内部を視覚的に繋げる効果に大なるものがあり、この点において高い評価を得た。

また搬入経路と一般の動線が交錯する面もみられたが、使用実態から見て全体評価を下げるものではないと判断された。

以上を総合し、本作品は東北建築賞「作品賞」に十分に値するものと評価された。